新規発行の10年国債は個人購入が可能な人気の国債である。
新発の10年国債とは『新発』とは新規発行の10年国債のことである。新発10年国債は必ず毎月発行する決まりはないようだが、近年においては、新発の10年国債はほぼ毎月のペースで財務省により発行されている。現在発行されている国債の中ではこの新発の10年国債は人気が高いようだ。
新発の10年国債は『10年利付き国債(○月債)』の名称で毎月その月初めに募集と入札が行われ、20日あたりに発行、発行額は最近のもので毎月1兆9000億円程度としている。
新発の10年国債は、利率が決定されているが利率は入札前に入札参加者に希望を聞き、入札日に財務省がクーポンと呼ばれる発行利率と償還日を決定する。ここでの入札参加者は国債市場特別参加者と呼ばれ、主に銀行や証券会社などの金融業者である。
新発の10年国債はこの入札結果の発表後から早速業者間で売買され、15時の業者間で売買されている利回りが新聞に『新発10年国債利回り』として次回の入札まで新聞に掲載されることとなる。
新発の10年国債は個人購入が可能であるが、もちろん直接入札はできないので窓口は銀行や証券会社となり、口座の開設や手数料もかかる。感覚的には信頼度の高い株券をもつといったイメージだろうか。常に株、長期金利、国債の動きは連動しているので動向を予想できればおもしろいはずだ。